塗装工事は手抜きが多い?手抜きされやすい箇所【屋根編】   横浜市旭区鶴ヶ峰

2026.01.30

お世話になっております。ASAHI PAINT代表池田です。
寒い日が続きますがそんな時こそ「この寒さも冬の醍醐味だ。」と思うと朝の空気がとても気持ち良く感じます。
皆さんは冬のスポーツ、温まる料理、雪景色、何がお好きですか?
冬もあっという間に終わってしまうのでこの季節を楽しめるといいですね。

ではここで本題に入りましょう。
塗装工事は手抜きが多いというのは皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
事実塗装業界は手抜きが多いのが現実です。ではなぜ手抜き工事が起きてしまうのか原因について解説します。

 手抜きの主な原因 
①下請け業者で孫請け、曾孫請けという構図になり手間をかけられる金額を元請業者からいただけていないため。
②上記と似ていますが、あえて手間をなくして利益を確保すため。
③知識がなく手抜きになっている場合。
④ただ単に作業が億劫でやらない場合。
これらが主な手抜きの原因といえます。それでは次はどのような工程が手抜きされやすいのか紹介します。

 手抜きされやすい工程 
今回はタイトルの通り、屋根塗装でおこる手抜き工事をご紹介します。
①棟板金、ケラバ、雪止め、軒先(唐草)のケレンを行わない
②棟板金、ケラバ、雪止め、軒先(唐草)の下塗りを行わない
③屋根の下塗りを省く
④屋根を二回塗で仕上げる(上塗り工程を省く)
➄タスペーサーの差し込みを行わない(スレート屋根で屋根に反りがない場合)
⑥縁切りをしない(タスペーサーを入れない場合)
文字だけではわかりにくいと思いますので写真を見ながら解説します。


上記の写真がケレン作業になります。ケレンは高圧洗浄で落ちきらなかった汚れを落とし、滑らかな表面に傷をつけ凹凸ができることで塗料の密着力を高めるとても大切な工程です。
屋根はお客様に見えずらい場所になりますし、塗料を塗ればケレンしたかどうか分からなくなるので手抜きされやすい工程です。特に雪止め、軒先(唐草)には注意が必要です。


ケレンが完了したら下塗りを行います。下塗りは上塗り材との密着力を高め塗料の性能を十分に発揮させるための大切な工程です。この工程を怠ると膨れや剥がれ、早期の色褪せの原因になります。ケレンと同様に雪止め、軒先(唐草)の下塗りが行われていないことが多いので注意が必要です。

屋根の下塗りを省く業者は滅多にいませんが全くいないと言い切れませんので注意がひつようです。また屋根の傷みがひどい場合は屋根が濡れ色になるまで下塗りを行います。傷みがひどくても2回塗れば基本は濡れ色になります。築年数が15年以上経っている場合はお見積りの際、屋根の下塗りが何回塗りなのか確認してみてください。


屋根を2回塗で仕上げる場合は、上塗りを省く場合です。下塗り工程を省くより多い手抜きと言えます。中塗りから完成の色が付きます。上塗りも同色で塗ることがほとんどです。ですので中塗りと上塗りの判断をするのが難しくなります。ましてや下から見えにくい屋根ではこの点を利用して2回塗で仕上げるということがおこります。塗装を長持ちさせるには適切な下地処理、膜厚の確保、塗料それぞれのルールを守ることが必要です。


タスペーサーの差し込み縁切りをしないこともよくあります。タスペーサーはカラーベスト屋根に差し込むことで屋根に隙間をつくり水の流れをスムーズにします。屋根塗装をすると反りが少ない場合、屋根の重ね目に塗料が溜まり重ね目を塞いでしまうケースがあります。塞がることで水はけが悪くなり雨漏りや野地板を傷める原因になってしまいます。縁切りはタスペーサーを入れない場合とタスペーサーが差し込めない屋根を塗装した場合におこないます。カッターや皮すきなどの道具を用いて行います。理由は先ほど述べたものと同様です。屋根の種類や状況によって工程が変わりますので注意が必要です。

 手抜き工事を防ぐには 
ここまで見ていただいた方は、「では、どうすれば手抜き工事を防ぐの?」っと思われると思います。
正直お客様が全ての工程を見ることは不可能です。皆様にも仕事や生活があるので仕方がありません。
まず塗装工事は見積書にのっとり作業します。ですのでご契約する前に見積書をよく確認することが大切です。
例えば「屋根塗装一式」などには注意が必要です。これだけの明記ですとケレンや下塗り、塗り回数をごまかせます。
なので「屋根塗装」板金ケレン・サビ止め下塗り・中塗り・上塗り、使用する塗料名、塗料缶数などが詳しく書いてあると安心です。また使用する塗料や塗る箇所が細分化されていることも大切です。
屋根塗装 60㎡ 下塗り○○塗料 中塗り○○塗料 上塗り○○塗料 
屋根板金 ケレン 下塗り○○塗料
行う工程が細かく書いてあればあるほど安心です。もちろん見積書が完璧だから手抜きされないとは言い切れませんが一つの判断材料にはなるはずです。
あとは信頼できる職人がいるかどうかはホームページなどを見て判断してみてください。

 まとめ 
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
ここまで読んでいただいた方は大変勉強熱心なお方とお見受けします。
今後お見積りを依頼する予定がある方は工程が詳しく書いてあるか、また工事一式だった場合はケレンや軒先は下塗りしてもらえますか?と確認してみてください。
皆様が納得いく工事をご提供してくださる業者さんに出会えることを心より念願しております。

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